渋谷新南口歯科では、歯のクリーニング・PMTCに力を入れております。常勤2名の国家資格を持った歯科衛生士が丁寧にブラッシングいたします。虫歯・歯周病予防や汚れ除去の目的で施術を希望される方が増えております。
30代女性の方で汚れが気になるとのことで来院。
*クリーニング後は歯ぐきに炎症があると、出血がまれに起こります。
健康な歯ぐきの方は起こりません。歯ぐきを引き締める効果も期待できます。
PMTC・歯のクリーニングで使用する器具
さまざまなタイプの器具を使い、丁寧に清掃を行っていきます。清掃剤にはフッ素が入っております。
▲PMTCの様子
▲ラバーカップ&チップ
▲ポリッシングブラシ
▲清掃の様子
▲歯間ブラシ
▲黒いフロス
(汚れが見えやすい)
上記をお口の環境・用途によって使い分けています。
PMTC よくあるご質問Q&A
- 施術時間はどれくらいかかりますか?
- 30~40分ほどです 時間は、初診の方で約45分、再診の方(2回目以降)で約30分ほどです。
- どれくらいのペースで通ったほうがいいですか?
- 半年に1回のペースをおすすめしております。 事前に定期検診のお葉書をお出ししております。
- 料金はおいくらくらいですか?
- 初診の場合、レントゲンなどの診査・診断をして4,500円ほどです。
- 歯石が付いている場合は?
- PMTCの施術前に、まず歯石の除去から行います 歯石の付着が確認された場合は、PMTCの前に歯石除去(スケーリング)を行います。
- PMTCに痛みはありますか?
- 痛みはありません。 PMTCはあくまでもお口の中の清掃なので痛みはありません。お口の中が歯周病によって、もともと腫れていたり炎症を起こしていたりする方は痛みを伴うことがあります。なお、PMTC後に歯ぐきから軽くにじむ程度の出血が見られる方もいますが一過性のものですぐくおさまります。これは歯ぐきにもともと炎症のある方に起きやすく、歯茎が健康な方はPMTCをしても出血は見られません。
- PMTCによって歯が白くなりますか?
- 汚れの強い方は、元の歯の色が取り戻せます PMTCによって歯が白くなることはありませんが、歯の表面の汚れがとれて元々の歯の色は取り戻せる場合があります。さらに歯を白くしたい、クリーニングだけでは希望の色や明るさにならない方は、ホワイトニングもおすすめしております。
- どのような人が歯に着色しやすいですか?
- 日常生活で色の着く嗜好品を好む方です タバコ、コーヒー、ウーロン茶などを好まれる方は、歯に着色が付きやすいようです。PMTCをしてもしばらくすると再着色の可能性もありますので定期的な検診をおすすめしております。
- どのような歯科医院でクリーニングを受けたらよいでしょうか?
- 原因が何かを考えて施術してくれる歯医者さんがよろしいかと思います 例えば、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)に歯石が付いていたとしても、そこは施術せずにあくまでも歯の表面のみクリーニングして終わるクリニックもあると聞いています。一見すると見た目はキレイでもレントゲンを撮って診断してみると歯周病で悲惨な状況だった、という人もいらっしゃいます。歯ぐきの下の汚れをとらないばかりに、歯が抜けてしまってはクリーニングの意味がありません。治療も含めてトータルで診てくれる歯科医院を選ぶことをおすすめいたします。
- 急患でクリーニングしてもらえますか?
- 出来るだけ予約がのぞましいですが、急患も受け付けております 当院は渋谷という土地柄、「人と会う大事な約束が急に入った」…等々の理由で、急患でクリーニングをご希望される方も少なくありません。お待たせしないためにも出来るだけ予約を取っていただきたいですが、急患も受け付けております。事前にお電話をください。
- PMTCで落ちない汚れはありますか?
-
着色が強いとPMTCだけでは落ちないことがあります 食べ物の色素がお口の中で時間が経って付着することをステイン(着色汚れ)と呼びます。このステインは汚れが強かったり、歯のすき間に入り組んでいたりすると、PMTCだけでは中々落ちないことがあります。そのような方には、ジェットパウダーで汚れを落とす「エアフロー(ジェットクリーニング)」もおすすめしております。
このような方へ
▲就職や面接を控えられている方にもおすすめです
- 就職や進学などで面接を控えられている方
- 人前に出てお仕事をされるサービス業、営業の方
- 虫歯や歯周病など、将来的な予防を心がけたい方
- 歯の汚れが気になる方
- 口臭が気になる方
- 歯石が気になる方
- 歯ぐきが腫れたり出血したりする方
- 口の中がネバネバしていたり、歯の表面が舌で触ってザラザラしていたりする方
PMTCとは
PMTCとは、【プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング(Professional Mechanical Tooth Cleaning)】の略です。日本語に直訳すると「歯科専門家による機械的なお口の清掃」ということとなります。
実際にPMTCを経験されると、歯医者のイメージの痛いというものではなく、心地良いと感じられる患者様がほとんどです。
PMTCで得られる効果
- 虫歯予防
お口の中の細菌を減少させ、プラークの再付着を防ぎます。 - 歯周病の改善
お口の中の歯周病菌を減少させ、歯周炎の症状を軽減します。 - 口臭予防
お口の中にいる菌の減少により、口臭も軽減します。 - 審美性の向上
着色を除去し、光沢のある歯の表面を回復します。 - 歯質の強化
フッ素入りの研磨ペーストを用いることで、歯の再石灰化を促進し、歯質を強化します。
エアフロー(ジェットクリーニング)(ステイン除去)
茶渋やヤニなどの歯の汚れをステインと呼びます。当院ではエアフローワンという機械を使った歯石除去とエアフロ―を行っています。予防先進国のスイスで生まれた最新のエアフロー、歯石除去の機械です。エアフローは、PMTCで落ちないような、または取りきれないステイン(汚れ)を、微細な粒子パウダーを空気と水で噴射させて落とすことができます。
保険でのPMTC(クリーニング)よりも、さらに上のレベルを望まれる方におすすめの施術方法です。
料金は30分10,000円+税ほどです。
渋谷新南口歯科の予防歯科プログラム
正しいブラッシングと定期的な歯科医院での検診は虫歯や歯周病を防ぐための大切な両輪といえます。日頃のセルフケアにより、出来る限りお口の中を清潔な状態に保ち、定期的に歯科医院にてチェックを受けて、必要であれば上述のPMTCや歯石除去を行っていくことが末永く自分の歯で楽しい食事をする秘訣と言えます。
- 毎日:患者様ごとにブラッシングのコツをご説明申し上げ、出来る限り毎食後に、歯ブラシやフロスを使い、綿密に清掃を行って頂きます。
- 3~4か月ごと:リコール時のご来院ごとに、お口の状態をチェックし、歯石除去などの清掃を行います。
- 4~6か月ごと:日頃の清掃状況が思わしくない場合や必要に応じて、歯科衛生士による上述のPMTCを受診していただき、徹底したクリーニングを行います。
※①と②を繰り返し行いながら、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、場合により①と②及び③を行うことで虫歯や歯周病を徹底的に防いでいきます。
予防歯科とは
8020運動とは?
8020運動(はちまるにいまるうんどう)とは、満80歳で20本以上の歯を残そうとする運動のことです。この運動は、厚生労働省や日本歯科医師会により、推進されております。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができるとされています。
しかし北欧では8020がごく一般的になっているにもかかわらず、日本の現状では「予防歯科」という概念が遅れているため、全国調査では1人平均40歳代で3本、50歳代で5本、60歳代で12本、70歳代で20本、80歳代で24本の歯を失っているという結果が出ています。
歯が20本以上残っていることにより、噛めるということだけでなく、噛むという脳への刺激により、20本以上の歯を持つ高齢者はそれ未満の人に比べ、活動的で、寝たきりとなることも少ないなど多くの報告がされております。
では何故、年齢を重ねるごとに、歯を失ってしまうのでしょうか?若いうちに歯を失う原因は虫歯がまずは挙げられます。中高年以上になってきますと、歯周病で歯がぐらぐらになってしまうのです。
これからは予防歯科の時代です
今までは、虫歯や歯周病で歯が痛くなってから歯医者さんに行き、それから治療を行うという流れが多かったと思います。しかしそれでは、だんだんと大切なご自身の歯を失うこととなってしまいます。
虫歯部分を削って詰めて、また虫歯になって削って詰めて…を繰り返しますと、最終的にどうなってしまうかはご理解いただけると思います。
これからの歯科治療は、虫歯や歯周病で悪くなった部分を治療するのではなく、いかに健康な状態を長く維持する事ができるかが重要なことだと考えられています。それが「予防歯科」という考えです。
12歳児の日本人の虫歯保有数を、予防歯科の先進国であるフィンランドの12歳児と比較すると、約4倍になっています。やはり、その差は「予防歯科」にあると言われているようです。
当院では、患者様ごとに適した予防歯科プログラムを行い、痛みもなく、かえって心地いいとご好評を頂いております。予防歯科とは現在はもとより未来にも繋がる「究極の無痛治療」ともいえます。